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「タペストリー」とは?効果的な使い方や種類などをご紹介

タペストリーとは

「タペストリー」を知っていますか?今回はタペストリーの種類や使用するメリットについてご紹介します。

「タペストリー」とは、壁に吊り下げて使用する装飾用の織物のことです。タペストリーが生まれたのは紀元前3世紀〜2世紀頃で、ギリシャで作られた織物が始まりと言われています。本来は綴れ織りで作った織物のことを指しますが、今では布や合成紙に印刷されたものが多く、インテリアや観賞用、店頭での広告としても使用されています。

タペストリーの使い方は大きく分けて2つあります。昔は主に室内装飾の目的で使用されていましたが、現在ではインテリアとしてだけでなく広告としても活用されています。

タペストリーには、人物や背景写真、アニメのキャラクター、模様など様々なデザインのものがあります。自宅に飾る場合などは、インテリアに合わせてタペストリーを選ぶと部屋に統一感が生まれやすいです。

タペストリーは場所の案内、目隠しを兼ねた飾り付け、イベント会場の飾り付け、商品の宣伝などに使用されています。お店の外から見えるようにタペストリーを設置することでおすすめの商品などをアピールすることができ、呼び込みにつながることが期待できます。店舗の窓やドアのサイズに合わせてタペストリーのサイズを決めるのがおすすめです。

ポスターは紙製のため水に弱く、画鋲やテープで壁に貼り付けるとポスターと設置する壁の両方に傷がついてしまうことが多いです。一方、タペストリーは布や合成紙で作られています。耐久性に優れているため、屋外に設置する場合でも多少の雨風で印刷が滲んだり破れたりする心配が少なく、長持ちしやすいのが特徴です。また、タペストリーは紐を掛ける場所があれば設置ができるため、設置個所に傷をつけずに設置することも可能です。

スタンド看板なども店舗の広告としてよく使用されますが、少なくとも数十センチ程地面に場所を確保する必要があります。タペストリーは壁があれば場所を取らずに設置することができ、丸めてもクセが付きにくく、使わない時はコンパクトに巻いて収納しておくことも可能です。

タペストリーには仕立てや形状などの違いがあります。用途に合わせて自分に合ったものを選んでみましょう。

バータイプのタペストリーは、アルミやプラスチックなどでできたバーで幕の上下を挟み、吊り下げ紐をつけた状態のものです。インテリアやオリジナルグッズのタペストリーなどによく使われます。

タペストリーの上下を輪っか状に縫製し、パイプや紐を通せるようにした状態のものが袋タイプです。
バータイプに比べて生地の全面が見えるため隅々までこだわりのある写真やイラストなどを使用する際におすすめです。パイプが覆われた状態なため壁や窓ガラスを設置した際にも傷がつきにくいです。

据え置きタイプは主に屋外用看板などに使われ、店頭幕や懸垂幕とも呼ばれます。雨や風に強い素材を選べば、雨よけとしても使用できます。

タペストリーに使用される生地にも様々な種類があります。生地によって耐久性や質感が異なるため、用途や設置場所に合わせて選ぶと良いでしょう。

テトロンポンジは他のタペストリー生地に比べて安く、屋外で使用しても3か月程度の耐久性があります。期間限定のイベントやメニューを展示するのにおすすめです。

トロマットは厚みがありながらも軽量で、裏から見ても透けない素材です。シワがつきにくいため定期的なイベントや、セールの展示などに向いています。

ターポリンは雨風に強いツヤのあるビニール素材で、発色が良く色あせしにくいのが特徴です。一年以上屋外で展示することも可能な耐久性があるため、長期イベントで屋外に常設展示したい場合などにおすすめです。

ユポはプラスチックを原料として作られた紙で、耐久性、耐水性に優れています。印刷の再現性が高いため、写真やイラストを使用した質の高いオリジナルグッズを制作したい方などにおすすめです。

スエードは厚みと耐久性があり、表面に光沢があるため高級感を演出しやすいです。発色が良いため、写真やイラストなどのカラー印刷に適しています。印刷、質感どちらもこだわりたい方におすすめです。

  • 画鋲などでタペストリーを設置すると壁に傷がついてしまうため、賃貸の場合は退去時にトラブルが起きないよう注意しましょう。突っ張り棒やイーゼル、マグネットなどを活用すると壁に傷を付けずに飾ることができます。
  • 紫外線の当たる場所に設置すると色あせの原因となり、高温多湿の環境はカビを発生させる可能性があります。直射日光を避け、風通しの良い場所に設置すると良いでしょう。
  • アイロンでシワを伸ばす際は製品表示を確認しましょう。吊り下げてシワを伸ばす場合は直射日光を避け、陰干しをするのがおすすめです。
  • タペストリーを自分で制作する際は、設置する場所の高さや幅を計ってからサイズを決めるのがおすすめです。
  • 許可なく他人の画像を使用しないようにしましょう。

タペストリーは観賞用・インテリアとして個人宅で楽しまれるだけでなく、広告としても活躍しています。生地やタイプによって見栄えや発色が異なり、用途にあわせて様々なタペストリーが作られています。
欲しいタペストリーがある場合や、自分で制作を考えている場合は、今回ご紹介した内容を参考に、自分の目的に合った組み合わせを選んでみてください。