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のぼり旗がほつれたらどうする?直し方から予防法まで徹底解説!

のぼり旗がほつれたらどうする

宣伝や集客用に外に設置されていることの多いのぼり旗ですが雨風のダメージに加え、のぼり旗の生地は薄手のものが多いため、端がほつれるなどのトラブルがつきものです。 今回はのぼり旗がほつれたときの直し方から予防法まで詳しくご紹介します。

のぼり旗が一度ほつれてしまったら、完全な修復は不可能です。
なるべく早めに新しいのぼり旗に買い替えるのが基本ですが、時間や予算の関係ですぐに買い替えるのが難しい場合もあるかもしれません。
そういった場合は、応急処置を施して新しいものが届くまで代用するという方法もあります。

のぼり旗のほつれの応急処置としては、大きく分けて2つの方法があります。

・水で薄めたボンドを利用する
・布専用の接着剤、のり、テープなどで修繕する
※ただし、弊社で推奨している方法ではないため作業時に発生した損害につきましては責任を負いかねます。

なお、これから紹介するのはあくまでも応急処置ですので、長く使用する場合は買い替えることをお勧めいたします。
弊社ではのぼり旗がほつれにくくなるオプション加工もございます。
詳細については当ページ内でも紹介しておりますので、のぼり旗のほつれでお悩みの方はそちらもご検討ください。

▼のぼり旗をほつれにくくするオプション加工について先に知りたい方はこちらから

布を修繕する場合、本来ならば布専用のテープやのり、接着剤を使用しますがすぐに準備が出来ない場合は市販で手に入るボンドを使って修繕することが可能です。
※利用する前にのぼり旗の端の部分など目立たない場所でテストする事をオススメします。

・用意する物
 木工用ボンド(水性)
 筆
 水を入れた皿

・予算
 300円前後

① まずは水とボンドを溶かします。割合はボンド1に対し水は3くらいで、ダマにならないようゆっくり溶かすのがポイントです。

② ほつれた部分にボンド水を筆で塗ります。染み込ませすぎると表面にシミをつくる原因となるので要注意。

③ 乾くまでしっかり自然乾燥させて完成です。

作業前の注意事項

基本的にズボンやスカートの裾上げや手直しに使用する布専用ののりなので、 のぼり旗を修繕しても長時間のりの効果が続かない可能性がありますのでご注意ください。
また、仮止め用ののりも長時間効果が持続するとは限らないのでご注意ください。
のりの種類によってはのぼり旗にシミが出来てしまう恐れがあります。
※利用する前にのぼり旗の端の部分など目立たない場所でテストする事をオススメします。

■ 布専用のりで修繕

・用意する物
 布専用スティックのり

・予算
 300~400円前後

① 使い方は文房具のスティックのりと同様でとっても簡単。ほつれ部分に3mm位出したスティックのりを塗るだけです。

② アイロンでの接着は不要ですが、塗布後は24時間放置しましょう。
その後は洗濯やドライクリーニングもOKです。

■ 専用ボンドで修繕

※事前にのぼり旗の生地がアイロン使用可能なことを確認してください。

・用意する物
 布専用ボンド
 アイロン

・予算
 600円前後

① チューブタイプの物を使用します。
ゴミや糸くずを取り除いた後に、ほつれた箇所に薄く伸ばしてくっつけましょう。

② アイロンで塗布した箇所を押さえて接着完了です。
アイロンをかけるときは必ず当て布します。
のぼり旗の生地によってはアイロンの使用がNGの物もあるため、事前のチェックが必要です。

■ 専用テープで修繕

※事前にのぼり旗の生地がアイロン使用可能なことを確認してください。

・用意する物
 布専用テープ
 アイロン
 はさみ

・予算
 300~600円前後

① 専用テープは必ず片面タイプの物を選びましょう。
ほつれ箇所のサイズに合わせてテープをはさみでカットして、ほつれ部分に貼りつけます。
テープの表裏を間違えないよう気をつけましょう。

② あて布をして中温(140~160℃)で10~20秒しっかり押さえます。
このときアイロンを滑らせないよう注意しましょう。

のぼり旗は、事前にほつれにくくする加工を施しておくと長持ちするのでおすすめです。ここでは3種類の加工法をご紹介します。

周囲ヒートカット

加工費:無料

ヒートカット加工とは熱の力を利用してのぼり旗を裁断する加工方法です。 通常、裁断機を使用してのぼり旗をカットする場合、使用しているうちに裁断面のほつれが起こりやすくなりますが、ヒートカット加工は熱で生地を固め、ほつれにくくする効果があります。
これはのぼり旗の生地に使用されるポリエステルが、“熱を加えて溶かすと固まる”という特性を有効に活用している裁断法だからです。
コストも比較的安価なため、最も一般的な加工法となります。
弊社ののぼり旗はヒートカットが標準仕様となっています。

三巻縫製加工

三巻縫製加工ではのぼり旗の端を折り返して縫うので、ヒートカットに比べて丈夫さが増します。
長時間の使用や見た目のきれいさを重視している人におすすめです。
特にのぼり旗を2週間以上の長期間利用する方は三巻縫製をお選びください。
弊社では、三方三巻縫製加工と四方三巻縫製加工の2種類の方法をお選びいただけます。

三方三巻縫製加工

■ 三方三巻縫製加工

加工費:95円(1枚あたり)

三方三巻縫製加工ではチチがついている縦の辺以外の三箇所を補整します。
コストはヒートカット加工より割高で、製作期間も長くかかるためその点をしっかり考慮しましょう。

四方三巻縫製加工

■ 四方三巻縫製加工

加工費:121円(1枚あたり)

三方三巻縫製加工との違いは、チチのついている部分も含め四方向に三巻縫製加工を行いますので、ほつれ予防の効果をより高めることが可能です。
こちらもコストはヒートカットや三法三巻縫製よりも割高になります。 利用する際は製作期間も考慮しましょう。

※ただし、どの方法でもほつれは必ず生じます。

ほつれの発生時期などはのぼり旗を使用される環境によって異なりますのでご注意ください。

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のぼり旗を作成する

普段の扱い方や収納の工夫ひとつでのぼり旗は長持ちし、ほつれにくくなります。 のぼり旗がほつれる原因と合わせてポイントをみていきましょう。

風になびき、見る人を魅了するのぼり旗ですが、実はこの風がのぼり旗を傷めやすくする大きな原因です。 風圧や風の影響でのぼり旗が周囲の壁などの障害物に当たった場合、のぼり旗にダメージを与えてしまいます。 のぼり旗をほつれにくくするには、なるべく風の影響を受けにくくする必要があります。

設置環境を考慮する

のぼり旗を設置するときは、極力周りに障害物となるものがない場所を選びましょう。樹木や電柱、コンクリートの壁は風で接触するとのぼり旗にとっては大ダメージ。
万が一その近辺に設置する場合は、極力障害物にのぼり旗が触れないよう気をつけましょう。

使用しないときは屋内で保管する

のぼり旗は出しっぱなしがほつれの大きな原因に。使用しないときはのぼり旗にダメージを与えないよう、必ず日光の当たらない屋内保管が基本です。
また雨風が強い日は可能であれば、最初から屋外ではなく屋内に設置できるといいですね。

屋外で使用されることの多いのぼり旗は、外部の刺激を受けてほつれやすくなります。事前の予防と早めの対処で大切に使用したいですね。
ほつれたら交換が基本ですが、のぼり旗の使用の際は長持ちするよう工夫することを心がけましょう。